推理講座INDEX

金田一少年を推理している方に、是非次に試してみてほしいのが普通の推理小説。
金田一は普通小説で扱われている推理ものというジャンルを漫画で扱っており、
上手く漫画に落とし込むために誇張したりディフォルメしたり簡略化したりしています。
当然漫画と小説で勝手の違いはありますが、
与えられた手掛かりから謎を解くという基本は一緒。
金田一の一部トリックが他の作品と類似している…
というデリケートな問題とは関係なしに、
金田一で培った推理への慣れは推理小説を読む時に大きな助けとなります。

「金田一当て」に特化したこの推理講座の中にも、
推理小説に適用できそうな記事があったりなかったり。

当然推理小説を推理しても、
当ててもらうように作られた金田一のようにはいきませんが、
きちんと手掛かりがそろったフェアな作品を読んで
上手く真相を当てることが出来るとまた違った喜びがあります。
金田一小説版にある「読者への挑戦状」は推理小説ではおなじみの物で、
これがある作品は比較的金田一と同じように推理できる可能性が高いです。
金田一少年以外の推理小説の推理、金田一の次のステップとしてオススメします。


以下、推理小説一例

●水車館の殺人/綾辻 行人

奇怪な屋敷で連続殺人が起こる館シリーズは金田一に通じるものがあります。
いや、金田一が似ていると言わないとおこられるか。
後半、いかにもこの後真相とわかる部分があって、
その時点で何がやりたいのかぼんやり見えてきたりします。
推理可能です。

●時計館の殺人/綾辻 行人

館シリーズ。
これは本当に金田一少年読者向けとしてオススメできます。
あるページを開いた瞬間に犯人もトリックも看破できる感動をあなたに。
推理講座が役に立つかもしれません。

●迷路館の殺人/綾辻 行人

館シリーズ。
途中のミニトリックは簡単。
しかし犯人を当てるのは至難の技。
色々な形態の作品を読んでも当てられる気がしません。

●人形館の殺人/綾辻 行人

館シリーズ。
色々とずるく全容解明は厳しいと思われますが、
犯人とその根拠のあるページの結びつけは多分できます。

●黒猫館の殺人/綾辻 行人

館シリーズ。
完敗。
フェアな作品ですが、
全容の解明にはコナンばりの知識量と
細かく読み解いていく忍耐とひらめきが必要です。

●姑獲鳥(うぶめ)の夏/京極夏彦

物語の核心部分が賛否両論であろうこの作品。
その核心部分は多分すぐに思いつきます。
問題は、思いついたものを解答として提出できるか。
この作品はフェアです。

●人形はなぜ殺される/高木彬光

結構昔の作品。
全部当てろといわれると難しいですが、
犯人は複数根拠でわかるようになっています。
暗号っぽいのは放置して
犯人と第2の殺人トリックぐらいを目標にして推理することをオススメ。

●殺戮にいたる病/我孫子 武丸

「かまいたちの夜」の人。
金田一の小説で見受けられる小説特有のトリック超強化版。
違和感はあったものの最後の最後までわかりませんでした。
わからなかったほうが幸せかも。

●ロートレック荘事件/筒井 康隆

「言語トリック」と表紙に銘打ち、堂々と読者に挑戦しています。
それでもわからなかった。
多分読んだ人が、目星を付けたらそれは間違っていないと思うので、
信じて当ててみてください。

●三毛猫ホームズシリーズ/赤川次郎

特に短編系で、地味に当てられるものが多かった気がします。


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