『金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)は、週刊少年マガジンで連載されている、ミステリーを題材とした漫画である。略称は「金田一」。

作画:さとうふみや
原案/原作:天樹征丸
原作/脚本:金成陽三郎

平成4年(1992年)から平成12年(2000年)まで連載され、2004年夏以降は不定期で連載がされている。



目次

1 概要
2 著者紹介
3 構成
4 登場人物
5 真相当てクイズ
6 ノベルス
7 CDブック
8 外部リンク


概要



1992年10月28日から連載が開始された、週間少年マガジン掲載の推理漫画。金田一耕介を祖父に持つ高校生金田一一(キンダイチハジメ)が、幼馴染の七瀬美雪と共に遭遇する数々の難事件を解決していく。


著者紹介


作画:さとうふみや

女性。しかしその名前や単行本に描かれた男性的な自画像から、男性であるという勘違いが多い。そのご尊顔は「公式ガイドブック ファイナル ラストエピソード」等で拝める。


原案/原作:天樹征丸

その正体は、MMR「キバヤシ」のモデルでお馴染みの樹林伸。数々のペンネームを持ち、安童夕馬名義での「シバトラ」や「東京エイティーズ」、亜樹直名義での「サイコドクター」や「神の雫」など数々の講談社作品の原作を手がけている。

金田一少年の事件簿では、連載開始時点で原案などに関わっているが、小説「オペラ座館・新たなる殺人」で初めて名前を出し、漫画でも黒死蝶殺人事件から原案担当としてクレジットされるようになる。Caseシリーズでは黒子姿の自画像で登場するようになり、雪影村殺人事件から原作者として表記される。


原作/脚本:金成陽三郎

連載開始時点から原作者としてクレジットされていたが、Caseシリーズから脚本として表記されるようになり、天草財宝伝説殺人事件を最後に作品からその名前が消える。現在は活動の場を集英社に移し、「ミステリー民俗学者 八雲樹」や「ギミック!」など、青年漫画の原作を手がけている。




構成


金田一少年の事件簿の物語は、殺人事件等を題材にした独立したエピソード郡で成り立っている。各々のエピソードは、事件発生から犯人告発前までが描かれる問題編と、真相解明およびエピローグが描かれる解答編とで構成される。

[問題編]

基本的に連続殺人が発生し、容疑者の完璧なアリバイや密室殺人など、幾つかの謎が発生する。犯人の正体やトリックなど、謎のメイン部分に関して伏線やヒントが詳しく描かれており、解答編前にその大部分が解明可能となっている。全ての手掛かりが提示され、「謎は全てとけた」という金田一少年の台詞が出て、問題編の終わりが示されるのが基本的なパターンである。

[解答編]

犯人の正体等など真相の重要部分は解答編で初めて明かされる。犯人の自殺や逮捕で事件は幕を閉じ、その後で後日談が語られるのが基本的なパターンである。


登場人物


詳細は、当ブログの紹介ページを参照。
ネタバレ登場人物データ1―長編/長編ノベルスの登場人物
ネタバレ登場人物データ2―短編/短編ノベルス/CDブックの登場人物


真相当てクイズ


真相当てクイズ

問題編終了時に雑誌に掲載される、懸賞付きの謎解きクイズ。
最新作の黒魔術殺人事件を除く30の長編作品全てで出題されている。

犯人当てやその根拠、アリバイや密室などのトリック解明の他、事件によって暗号解読や宝探しなども出題される。応募方法は、基本的に住所氏名と犯人名の記入欄が設けられた応募券をハガキに貼り、余白にトリックや犯人当ての根拠を指定された文字数(数十文字~数百文字)で説明。これを解答編発表前に応募する。問題の解答を書いてもあまった余白に関する規定はなく、イラストや出題されなかった事件の謎、事件の感想や要望などが書き添えられていることが多い。
景品は発表時期のメジャーゲーム機やオーディオ機器等、副賞として金田一テレフォンカード等。応募数は毎回1万通程度、正解数率は10前後で、簡単な事件ほど応募数が伸びる傾向がある。尚、墓場島殺人事件では解答編中で2回目の犯人当て応募があった。

[最多応募数]

悲恋湖伝説殺人事件 応募数:48733通 正解者数7782通(16%)

[最低正解数]

天草財宝伝説殺人事件 応募数:5324通 正解者数3通(おまけ正解884通)


ウォーミングアップクイズ

「金田一少年の殺人」から始まった、懸賞付きの謎解きクイズ。問題編の途中で提示された単体の謎について出題され、その翌週には解答が提示される。景品は主に金田一テレフォンカード。主に中期作品に掲載されていた。


ノベルス


講談社マガジンノベルスより刊行された、同名作品の小説版。天樹征丸が著者を、挿絵をさとうふみや担当する正真正銘の金田一。プロローグ、幾つかの章に分かれた問題編、解答編、エピローグで構成され、問題編の最後には、漫画の真相当てクイズに変わるものとして「作者からの挑戦状」が提示される。おまけ要素として、ページ下にはパラパラ漫画が入っている。エピローグの後には天樹征丸のあとがきがあるが、これは本編を読む前に読まれることを想定して書かれている。

漫画版とは世界観を共有しており、漫画中のエピソードに関係した事件が描かれることや、小説で生み出されたキャラが漫画版で登場することがある。

[漫画版と小説版の主な繋がり]

[小説]幽霊客船殺人事件
 ―悲恋湖殺人事件のオリエンタル号のエピソードに直結
[漫画]オペラ座館殺人事件
  →[小説]オペラ座館・新たなる殺人
  →[漫画]オペラ座館・第三の殺人
楊小龍
 ―[小説]上海魚人伝説殺人事件、殺戮のディープブルー
  →[漫画]金田一少年の決死行
井沢研太郎
 ―[小説]邪宗館殺人事件
  →[漫画]黒魔術殺人事件


CDブック


声と音だけで表現されたドラマを収録した、CDブックが2本発売されている。中身は漫画や小説と同じく、金田一が事件に巻き込まれ解決していく内容となっている。ジャケットのイラストやブックレットのゲストキャラを含む登場人物のイラストはさとうふみやによって描かれているが、漫画版と世界観を共有しているかは不明。


外部リンク


天樹征丸日記(原作者の公式ブログ)
ふみや☆事件簿 沈黙の要塞(作者の公式ブログ)
マガメガ/金田一少年の事件簿(週刊少年マガジンオンライン)


スポンサードリンク


  
トラックバック
トラックバックURL
→http://kindaichi1.blog97.fc2.com/tb.php/204-602b06f2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)